日本生物製剤(JBP)×ONODERAメディカル ヒト胎盤組織由来の幹細胞を用いた再生医療事業において共同研究を開始
医療用ヒト胎盤製剤(ラエンネック)を製造する株式会社日本生物製剤(住所:東京都渋谷区、代表:林 泓錫、以下「JBP」)は、都心部に東京細胞培養加工センター(CPC)を構え細胞培養加工事業を行う株式会社ONODERAメディカル(住所:東京都中央区、代表:竹谷 庸佑、以下「ONODERAメディカル」)と、ヒト胎盤組織由来の幹細胞を用いた再生医療事業において共同研究契約を締結いたしました。
JBPはヒト胎盤組織を取り扱える製薬企業として、1970年の創立以来50年以上に渡ってヒト胎盤製剤の製造及び研究開発をおこなってきました。近年その経験や技術を駆使し、胎盤由来の細胞外マトリックスを始め、ヒト胎盤由来の幹細胞及び産生するエクソソームに含まれるmiRNA※を用いて、患者様自身の細胞や組織を活性化し、症状の治癒、及びQOLの改善に貢献できるよう国内外の様々な大学医療機関・研究機関と共同で臨床研究を行っています。また、2023年1月1日より再生医療事業に特化したRE Biotech.(アールイー バイオテック)を社内ベンチャーとして組織しました。
※miRNA(micro-RNA)とは:細胞の活性をコントロールできる遺伝子鎖で、フレッシュな細胞から産生されたmiRNAを老化した細胞が吸収すると、フレッシュな細胞の状態に誘導される。
今回、再生医療及びその研究分野の発展に寄与する製品・試薬等の開発を進めるため、特定細胞加工物製造業許可を取得し細胞培養加工施設(CPC)を所有するONODERAメディカルと、製品開発を目的とした共同研究契約を締結しました。今後、JBPとONODERAメディカルは、再生医療分野での技術・知見・リソースを組み合わせ、更なる発展を目指します。
【株式会社日本生物製剤について】
株式会社日本生物製剤は、最新の科学技術を駆使し、プラセンタが持つ成分・メカニズムのさらなる解明と、医療・健康・美容分野への有効活用を使命とするプラセンタ製剤のワールド・リーディング・カンパニーです。
●事業内容:ヒト胎盤製剤「ラエンネック」製造・販売、プラセンタエキス含有医療用医薬品・医薬部外品・健康補助食品・化粧品及びその原体の製造・販売、ヒト胎盤における薬理効果の研究及び新規成分の同定
●所在地:〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1丁目44番4号
●設⽴:1970年10⽉
●代表者:代表取締役社⻑ 林 泓錫
【株式会社ONODERA メディカルについて】
未来の医療を創る。
株式会社ONODERAメディカルは、一人でも多くの患者様に「良質・安心・信頼」の再生医療をお届けしたいというミッションを掲げております。2022 年10月には東京・大手町にCPC(細胞培養センター)を開設。より安全で効果の高い再生医療を通して、いまだ有効な治療法のない疾患に苦しむ世界中の患者様に、新たな希望をお届けしてまいります。
●事業内容:特定細胞加工物製造事業および再生医療導入支援事業
●所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1番3号 大手センタービル14階
●設⽴:2021年11月30日
●代表者:代表取締役社長 竹谷 庸佑
【ONODERA GROUP について】
ONODERA GROUPは全国2,700ヶ所以上で食事提供を行う株式会社LEOCをはじめ、食・人財・健康・スポーツなど、多彩な事業をグローバルに展開しております。「お客様に喜びと感動を」「パートナーに成長と幸福を」「社会に貢献を」との企業理念のもと、一人ひとりの「幸せづくり」におけるリーディングカンパニーとして、さらなる挑戦を続けてまいります。
●所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1番3号 大手センタービル16階
●設⽴:1983年4月1日
●代表者:グループ代表 小野寺 裕司
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社日本生物製剤 お問い合わせ窓口
所在地:〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1丁目44番4号
Mail:biotech@placenta-jbp.co.jp